庄司 百合恵様インタビュー

第4回

アマチュアSection

弦楽器一般部門第1位

庄司 百合恵

 

このたびは地元・奈良で演奏する機会をいただきありがとうございました。パラリンコースでの出場で、演奏の機会は1度だけだと思っていたので、パラリンコース、本選、受賞者演奏会と3度も演奏できることに、喜びとともに驚きも感じています。

 小さい頃から、私にとって音楽とは「自分を表現するツール」でした。発達障害があるために話すことが苦手な私でも、ヴァイオリンでなら素直に思いを伝えられます。そんな風に、自分が表現したいものを表現できることが音楽の魅力ではないかと思います。

 今回は先生の指導を受けずに100%独学だったので、最初の頃の練習中は不安しかありませんでした。しかし時が経つにつれ、自分で音楽を形作っていく喜びを強く感じるようになりました。また、本選や公開レッスンを拝見することによりさまざまな刺激を受け、私のなかの「音楽欲」が高まっています。

 今後もたくさんの曲と出会う喜びを噛みしめるとともに、世界共通語である音楽をたっぷりと楽しんでいきたいです。

・コンクール参加のきっかけ

 大人になってヴァイオリンを再開し、どこかで演奏する機会があればと思っていたときに、家族に勧めてもらいました。

・受賞の感想

 まさか1位をいただけるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。

・あなたにとっての音楽とは?

 話すことが苦手でも自分を表現できるもの。

・コンクールのエピソード

 子どもの頃は先生の指導を受けて演奏していましたが、大人になり、自分で表現を考えるという初めての経験をできました。

・今後チャレンジしたいこと

 今まで演奏したことのある曲が少ないので、これからいろいろな曲と出会いたいです。

・その他PR

 PRするようなことができるよう、精進します。。